ハードディスクの構造

ハードディスクはパソコンやビデオレコーダーなどに使われるシステムや画像、文書データを記録しておく装置の事を言います。

ハードディスクは名前の通り、内部に金属円盤、それを動かすモーター

、読み込みヘッドなど機械部品で構成されています。

また。ウインドウズOSやデータの入ったハードディスクはパソコンの中でもっとも重要なパーツの1つといえます。

そして、モーターやヘッドといった駆動部分の多いハードディスクは基本的には消耗品であり、

クラッシュの発生率は他の半導体主体のパーツに比べて非常に高いです。

特に温度が上がる夏場は危険です。

ハードディスクがクラッシュした場合はただ交換すれば済む問題ではなく中のデータを取り戻すことが非常に難しくなります。

自分で中身を見る機会があまりない

自分で中身を開けてパーツ交換などはしたことがないと思います。

また、電子工作が趣味でない限り内部の構造はよく判らないですよね。

パソコンでも現在普及が進んで自作ユーザーよりも一般ユーザーの方が

圧倒的に多いと思います。

パソコンの中身の主要部品はマザーボード(細かい部品がいっぱいハンダ付けされた板)

CPU(ペンティアム4とかコマーシャルで強調されてますね)中央演算処理装置、ハードディスク(最近はハードディスクビデオカメラやビデオレコーダーの登場で馴染みがでてきました)記憶装置です。

ハードディスクの動くしくみと壊れる前兆

ハードディスクは小さな金属円盤が1分間に5,400回転するタイプや7,200回転する高速タイプがあります。

ヘッドの隙間はごく微細で高速回転するディスク盤の情報を動きながら読み込みます。

衝撃や温度変化、急な電源遮断には弱く故障しやすい部品であることには間違いありません。

ハードディスクが不調になってくると、最初の読み込みに失敗して異音を出しながらアクセスを繰り返したり、モーターが回転し始めてから、速度が安定するまでの時が間徐々に長くなっていく。

物理的な衝撃を加える以外は徐々に悪くなるので大切なデーターを失う前に交換もしくは外部メディアにバックアップを取っておくといいと思います。

もしもの時の予防策と故障した時の対処

ハードディスクがクラッシュした場合はただ交換すれば済む問題ではなく中のデータを取り戻すことが非常に難しくなります。

壊れたハードディスクのデータを取り出すデータサルベージを行う業者がありますがハードディスクの修理は埃が入るとアウトなので完全クリーンルームで内部部品を交換しデータを取り出しを行うため設備と技術の整った大掛かりな作業になり恐ろしく費用がかかります。

主に映画会社や出版会社での不測の事態に利用されてます。

そうならない為にも日頃から大切なデータはDVDやCDなどの外部メディアにバックアップを保存しましょう。

バックアップ用のハードディスク

大きなボディのパソコンなら内部に何個か増設用のハードディスクを付けることができますが、スリムなメーカーパソコンでは増設ができない物もあります。

そこで登場するのがUSB接続の外付けタイプのハードディスクが周辺機器メーカーから出ていますのでそれを利用するといいでしょう。

このタイプのものなら家電量販店でも売っていますし、取り付けも簡単でバックアップに必要なソフトも付いているものもあります。



 
 
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